田町(東京)の暮らしについて振り返る
2014/10/03
2012年から約2年間、田町で暮らし、2014年田町を出ました。田町という街は意外とイメージしずらく「何があるの?」「なんで住んだの?ww」と言われたりしますが、住んでいたからこそ分かる魅力について振り返ってみようと思います。
田町という街について

田町という街は、いわゆるオフィス街の一面として家電メーカーや大手企業も多く、嘗ては博報堂の本社ビルもあった街です。
山手線の沿線として羽田や品川までのアクセスがよいことも特徴の一つだと思います。東京タワーを間近で見ることができ、レインボーブリッジまでの歩いていける待ちです。かつて栄えたジュリアナ東京があった街、慶応大学がある街として文化としての一面も担っています。そんな街に、元々縁もゆかりもない自分が2年間住んで感じたことや知った田町の魅力について、淡々と書いていく回にしたいと考えています。
田町になぜ住んだのか
僕が田町に住むことを選んだ理由に特に深い理由というものはなく、”そこにしか選択肢がなかった”というのが正確かもしれないです。当時は大学の友人とルームシェアを行うことを目的に物件を探していましたが、ルームシェア可能で条件にあう物件が少なく探すこと自体が一苦労でした。ちょうど同じ時期にルームシェアをする友人が田町の物件と聞きつけ、同じ条件で探したところとても良い条件だったので即内見・契約したという流れです。
後に知ったのですが某企業が手放された社宅で、急遽入居者を入れるために好条件だったという背景があったので、今同じ条件はおそらくないだろうなというラッキー物件でした。
田町の生活はどうだったのか
振り返ってみると田町はイメージしていたよりも、とても良い環境だったと思います。
- 土日がとにかく静か、港区という立地
- 山手線の沿線という立地
- かつて栄えた繁華街の文化と大学の街
- 居酒屋での出会い
土日がとにかく静か、港区という立地
平日こそオフィスや学生街のため人は多いですが、休日になるととても落ち着いています。家族連れも多いためキッズたちが走り回っていて和みます。港区スポーツセンターが駅前にあり数百円という破格の値段(都民の日は無料)を利用して体育館でバスケットや、プールで水泳で遊ぶこともできジムに通う必要もありません。
山手線の沿線という立地
また、山手線沿線のため基本的には朝は座って出勤。土日は有楽町まで買い物も10分圏内。都営三田線や浅草線で東京を縦に横断できた。新幹線に乗るために品川まで5分、羽田までは20分とアクセスで特に移動には苦労しなかったのはとても大きかったです。
かつて栄えた繁華街の文化と大学の街
また田町という街は今は面影も残っていないが、かつての「ジュリアナ東京」があった場所でもあり、バブル期の文化の象徴でもあったというのが個人的には感慨深かった。東京タワーの夜景を間近で見ることが出来きましたし、ランニングでお台場までレインボーブリッジも渡ったり、慶応大学が近く地域に根付いた「三田の家」や「芝の家」といったコミュニティスペース「SHIBAURA HOUSE」ではNPOグリーンズ主催で「green drinks tokyo」といったイベントも開催されていて偶に参加していたことも、”この街だから”こそだったように思います。
居酒屋での出会い
中でも個人的に良い思い出になっていることが、慶応商店街の中にある「地中海」という飲み屋でTさんという店員(後に店長)と知り合ったことかもしれません。この出会いが田町の生活を楽しくしてくれました。最初はルームメイト3人でたまたま訪れた際に対応してくれたのがそのTさんでした。実際に行動まで落とすことができず今でも悔やまれるが、「この街をどう盛り上げるのか」「このお店をどうしていくのか」を話すことがとても楽しく仕事帰りにしばしば立ち寄りました。(のちにTさんは札幌に家業を次ぐために帰ってしまったのだけれど、その理想はまだ捨てたわけではないです。)
さいごに
今まで書いてきた内容とは体裁も主旨も異質な内容になってしまったけれど、各所の詳細については日を置いて書いていこうと思います。とにかく田町という街は今後どんどん変わっていくんだと思います。東京オリンピックの開催が決定し田町は再開発地区として芝浦エリアの改修や新駅計画。駅前のツインタワー建設と数年も立てば、風景はガラッと変わってしまうんだろうなって。悲しくもあり楽しくもあり、変わらないで欲しいことも沢山あります。「住めば都」ということばが身にしみます。よく友人に「なんで田町?w」って言われたな~と、けどほんとにいい街だ!この街を離れることになるけど、東京にいる限りは偶に訪れたい。興味を持った人がいれば案内しますんで。では!
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50年分の歴史を聞く「TO THE BAR」カクテルのお店バッカス
カクテルのお店「バッカス」は、三軒茶屋から3駅にある松陰神社駅から徒歩1分の場所にあります。白い看板が目印で、昭和のレトロな雰囲気は外からも感じることができます。今回、私は友人の紹介で一人でバッカスを訪れたのですが、昭和35年創業のお店のレトロな雰囲気や、マスターから聞く東京の街や文化の話はとても興味深く、今では何度か訪れる場所になってしまいました。そんなカクテルのお店「バッカス」についてお話してみます。 バーは辛い時に訪れる所なのか お恥ずかしながら小心者の私は、いわゆる”BAR”と聞くと少なからず「うっ」となってしまいます。敷居が高いというか値段も高いのではないかと。そう思いながら、めったな事がなければバーには行きませんし、もちろん一人で行くこともなかったです。今回カクテルのお店バッカスに訪れたのは、元々友人から「昔の話が聞けて面白い」とおすすめされたのがキッカケでした。実際に何度か訪れて思うのは、自分の中でのバーのイメージが変わったように思います。もちろんマスターの気づかいで居心地よくしてくれているのもありますが、マスターから見た東京や街の変化の話が「バーって辛くなった時に一人で訪れるではなく、マスターの話を聞きにいく場所でもいいんだ」と知れたことが大きいです。 50年分の歴史とマスターと バッカスは松陰神社駅の沿線を若林駅方面に少し歩くと見えてくる白い看板が目印です。お店の外から中を見る事ができないため、少し入りづらいかもしれません。中に入ってみるとカウンター席が10席程度並んでいて、入って向かいにマスターがいます。昭和35年から創業しているため、とても雰囲気はレトロです。いわゆる六本木にあるようなバーのイメージとは少し違うかもしれません(間違っていたらすいません。)。面白いのが左手には水槽の中にフナが2匹飼われているのですが、そのサイズは鯉並みに大きいのです。話によるとマスターが多摩川で昔(数10年前)に釣ってきたフナだそうで、そのフナも長年世田谷に住んでるんだと。笑 バーでのお酒の頼み方 カクテルのことがほとんど分からない私は、マスターにどういったお酒が飲みたいかを伝えると適当なお酒を作ってくれます。私が訪れた際は「甘みがあってスッキリしたものがいいです」とだけ伝えると、マスターが「わかりました」とシェイカーを振ってくれます(何度聞いても忘れてしまいます)。たまたま隣にいた方が無類のバー好きで、かれこれ10年前にバッカスを訪れたそうです。そんな無類のバー好きの方にも支持されるからこそ50年も残り続けるんだろうなと感慨深く思いました。もちろんお酒のことは全く分からない部類なのですが、珍しいお酒も置いてあるらしく「このお酒はフランスで一時期生産中止になったんですよ。幻覚が見えるとか笑。良くないハーブが使われていたんでしょうね。今はそんなことはないですが。」といったような、思わず「へー!」と言ってしまう話が聞けます。お酒のことを詳しいのはかっこ良いと思ってしまいました。 さいごに バッカスに訪れたくなる理由は、やはりマスターから話を聞くことが面白いんだと分かりました。日頃年齢が近い人といることが多く、また昭和時期の話を聞く機会はほとんどないので、例えば、昔の東京がどういった街だったのかを知る事ができる機会というのは多くはありません。古来より年長者は知恵者として重宝されてきたと言いますし、文化や歴史は代々語り継がれていくものだと思います。教科書や本で学ぶよりも、今の自分には話を聞くことがとても斬新で学びが多い場所だと分かります。またこれからも時々訪れようと思います。皆さんも是非。 東京都世田谷区若林3丁目19-6
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