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大人の学び場、現在版の松下村塾「自由大学」

      2015/03/01

自由大学の卒業証書

世田谷の三宿にある世田谷ものづくり学校では、平日夜や休日に大人が集まる大学「自由大学」があります。僕は昨年2つの講義に入学し卒業してきました。今思うと「自由大学」という学び場はとても興味深いなと改めて思っています。今回は自分が参加した2つの授業について具体的にお話したいと思います。自由大学のポイントを自分なりに解釈すると下記4つになります。

  • 学びたい事は学術である必要はない。
  • 何かを知りたいと思ったものは学ぶ価値がある。
  • 授業は先生が開くのではなく、学びたいと思った人が創る。
  • いまやれることを、やってしまえば?という実学主義。

自由大学とは

自由大学は、旧廃校となった旧池尻中学校の校舎を再利用した「世田谷ものづくり学校」で行われている大学です。自由大学では一般的な4年生大学で学ぶような経済学や経営学といった学術的で講義のような形式ではなく、「おうちパーティー学」「新盆栽学」「クリエイティブ都市学」などといった、一見「えっ?」何を学ぶのかと思ってしまうものの、おもしろそう!学んでみたいと思える授業が多いのが特徴です。下記にある通り、学びたいとおもったことが学問になるので、いま開催されている授業はその基盤をもとに成り立っています。

大学とはそもそも、校舎も黒板もないところで、学びたい人が集い、自ら探してきた教授に問い、学ぶことから始まったと言われています。上からの押し付けではなく、自ら求める姿勢こそが、本来の学びの原点。だから私たち自由大学は誰が偉いのでもなく、フラット。知る楽しさと考える面白さを生活の中にもってこようと、多様な学びをキュレーションしています。

平日夜か土日に主に開催されていることからも、日中働いている方々が仕事終わりに参加できることも”大人の大学”といわれる所以でしょうか。実際、僕自信が参加してみて25才〜60才くらいまで同期といった感じです。自由大学は講義といった授業はほとんどありません。ワーク形式や討論形式になっているものも多いのが特徴です。そもそも答えがないものに対して皆で考えるといった趣旨も強いのではなかなと個人的には思っています。

ここが面白い

自由大学に参加してみて面白いなと思ったことは、まず先生や教授はいません。いるのは学びたいと思ったキュレーターと言われる人たちです。自由大学では授業を開催するために月に一度開催されるプレゼンを行います。そのプレゼンで採用された場合に授業が開催されます。キュレーターは自分が学びたいことに対して、講義をしてくれる言わば先生となる人を探し、一緒に授業を創ります。その後参加者の募集へ移るのですが、参加者が一定以上集まらないと授業は開催されません。つまりクラウドファウンディング型の授業になります。キュレーターは今現在の課題や学びに対して、課題の切り口を提示し場を取り持つ人になります。僕自身はそのキュレーターに松下村塾の吉田松陰的な可能性を見いだします。今ある課題に対して色んなバックボーンを持って、共通の関心事を皆で考える。そんな授業に4年生大学にはない面白さを感じました。 これまで自分が参加した授業について取り上げてご紹介したいと思います。

ニューメディアラボ

ニューメディアラボは、既存のメディアに属しながもこれからのメディアの新しい可能性を求めている人たちが中心になって立ち上げられました。この講義では、これからの新しい時代のメディアをどのようにつくっていくことができるのか、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。ラボという名前のとおり、各界からのゲストを招きつつ、既存のメディアが持つ影響力や特性についての研究を重ねます。

ここでは ラジオディレクター高橋宏文さん、IDEEや自由大学を創った黒崎輝男さんや、エココロをつくった中村真さん、オトナの!のプロデューサー角田陽一郎さんがキュレーターとして場を取り持ち、これからのメディアについて参加者と作っていくというものです。SNSの普及からマスメディア利用の減退。また文化としてのグレイトフルデッドがいかに人を集め、そのファンの間の中でどのようなコミュニケーションが生まれていたのかの事例などをもとに考えを深めていきます。最終的には自由大学という箱の中で実際にメディアを創るというプロジェクトへ進んでいきます。

そもそもメディアって何?っていう話かと思うのですが、自分の中では何かと何かを介在する何か。(意味不明っすよね)というものだと考えました。(あくまでこの授業の中での自分の関心事として)最初の何かは「街」で次の何かは「人」なわけで、じゃあ、今過疎とか若者がいない地域では、そもそもメディアの価値ってそこにあるのでは?と思い、自分はその課題についてメディアに価値を見いだしたいと思いはじめます。その時の自分は、香川県によく旅行にいっていて、何気ない街なのに、そこの風土や人との関わりの中で駆り立てられる気持ちって何なんだろう?というのを研究のテーマにしていました。ニューメディアラボでは各々が共通の議題に対してメディアのあり方について考えを深めていきます。一緒にプロジェクトをしていたメンバーは今は法人化しているため、今はプロジェクトには参加していませんが、本当に今の自分があるキッカケだったように思います。

ニューメディアラボ

DIY実験室

自由大学の授業風景

DIY実験室は、結婚式キャンプやhey-meoto、熊本の町家をリノベーションをしていたり、いわば個人がメディアのような方々です。この授業は簡単にいうと、「いますぐやってしまおうよ」ということだと自分の中で思っています。

この講義では、自分の仕事やプロジェクトを「等身大のできる範囲で」小さく始めて大きく広めていくための最善の方法を実践します。自分プロジェクト、マイプロジェクト、小さな仕事、2足のわらじ活動、いろいろありますが、自分が本当に伝えたいことは、情熱は最大限かつ使うお金は最小限に、自らの手で広める時代。自由な考え方と具体的な策を持って、知恵とスキルが身につく脱外注・DIY(Do It Yourself)生活をはじめましょう。今回は、自分のできる範囲でウェブを作り、写真も撮り、仲間も巻き込む、そんな小さなスタートを切る2日間の集中講義です。

そんなこんなでニューメディアラボも卒業した自分は、街と人を介在するメディアの続きを考え始めます。このDIY実験室は2日間で個人メディアの作り方や写真の取り方を学びメディア作ってしまおうよ!というものです。これまでプログラミングだのウェブサービスだと自分一人では出来ない事に対して、ものすごい労力を費やしていた自分にとっては衝撃でした。Tumblrを使って一日でメディアを作ってしまえば良いという考えは、自分が固定概念をひっくり返すものでした。DIY実験室では、最終的に参加者が各々のメディアを開設するとこで講義は終了します。 自分は「街」と「人」のあり方について考えていたのもあり、テーマは決まっていました。

実はこのサイトを創る前に「田町地下」という、以前住んでいた田町の魅力について取り上げるサイトを運営していました(今は閉鎖しています)。「田町地下」は「街」と「人」を繋ぐメディアでありたいという想いでつくりました。高松市で知った、街はTHE観光要素がなくとも人が創ったコミュニティによって皆が訪れる楽しみがあるということです。現に高松市内で楽しんでいたのは、観光要素だけではなく、居酒屋での店長さんや地元の人との出会いでしたし、それって観光地でなくともできるんじゃない?ということです。後々知ったのですが田町地下を運営している中で、地元の人が地元の魅力を伝える旅行のことを「着地型観光」というそうです。僕は今でも着地型観光には可能性を感じていて、過疎だと言われている地域でも、人が集まる魅力を見いだせると思っています。

DIY実験室

さいごに

田町地下制作の様子

自由大学では、誰に教えてもらっていいのか分からないけど、確かに知りたい人がいるといった授業が多いように思います。冒頭でも上げましたが個人的には松下村塾に似ていると閑雅ています。いわば実学主義で明日でも自分で取り組めることばかりです。ただそのキッカケを一人でやるのではなく、キュレーターや先生と共に深めていける場があります。恥ずかしながら大学時代に優秀とは言えない自分が自主的にも参加して、しっかりとした学びの実感がある大学にとても感謝をしていますし、この先も自分の中での課題に直面した時に戻ってくる場所になるだろうなと思います。是非、興味のあることにはどんどん学びの場に参加してもらえたら幸いです。僕の出来る事であれば、お手伝いしますので。ではでは。

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三重テラス
三重県のアンテナショップ「三重テラス」

2013年9月26日に日本橋にオープンした三重県のアンテナショップ「三重テラス」三重テラスは、三重県の物産・食材や文化を広く知ってもらおうという東京の営業拠点的な立ち位置のようです。伊勢の地酒や四日市萬古焼きや伊賀焼のタイルなど「三重県のいいとこ」というコピーに沿った物品を買う事ができます。まあ出身者が言うのもあれですが、東京で三重県のモノや人と触れ合う機会って本当に少なかったと思います。だから日本橋という、文化の中心地でアンテナショップを立ち上げることに嬉しく思います。   三重県の御厨(みくりや) 三重テラスにはレストランが併設されています。伊勢神宮の神饌を調進する場所の名前である「御厨(みくりや)」をコンセプトとして三重県の旬な食材や風土ごとの食事を提供しているとのこと。食材は三重県産の米ブランド”夢ごこち”や伊勢エビ、松坂牛といった有名食材から楽しむことができます。季節によってメニューも変わる?ようです。ランチの価格帯は2000円〜6000円と日本橋価格ですが、お財布と相談しつつ是非訪れてもらいたいです。 三重テラスのレストラン情報 http://www.mieterrace.jp/restaurant/ レストランの予約番号 Tel: 03-5542-1030   三重県のモノに触れる 三重県といえば、あまり聞かないので意外ですが日本酒の酒造が多いです。三重県の伊勢神宮に奉納していたことからか、40以上もの酒造が現存しています。三重テラスでも代表的な酒造の銘柄は揃っているので是非飲んでもらいたいです。ちなみに平成24酒造年度全国新酒鑑評会成績による成績はこちらになります。 [table id=14 /] SAKE COMPETITION 2013では鈴鹿市の酒造銘柄「作」が純米吟醸・純米大吟醸部門で入選していましたね。三重県の日本酒についはこちらへどうぞ。 意外と知られていない?おすすめの三重県の日本酒銘柄<特集>   お酒以外にも、四日市の万古焼きなど工芸品を買う事もできますし伊勢の名産「赤福」も販売されています。とはいえ販売されているのは三重県の中でもごく一部の品でしかないので今後の入荷に期待しています!*一般的には赤福が知られていますが、いちご大福も三重県発祥のお菓子ですし各地でお餅のお菓子は多いです。 今回買ってきたのが、式年遷宮奉納祝酒「黒松翁 神力」というお酒です。合名会社森本仙右衛門商店さんで生産されているお酒ですね。伊賀酒として藤堂高虎藩主の時から始まった日本酒らしい。幻の酒米「神力」を100%使用しているらしいですが、神力は兵庫県原産で今は熊本県で作られているようです。 肝心の味は、しっかりと味がついていて、甘みがあり丸みがある印象です。ちょっと色味がついていたので原酒なのでしょうか。何かと一緒に食べるというよりも、このお酒だけでそのまま飲んでみるのが良いかもしれません。   三重テラスでのイベント ・三重県のSNSや口コミでのPRで「三重県の援団」を募集しています。電子メールでの旬な情報がもらえることやトークイベントの参加、さらに三重の応援団名刺がもらえるとのことです。 [table id=16 /]

【BLOG】ミニシアター文化に触れて

ご無沙汰してます。秋晴れが清々しくキャンプ日和ですね。今年も残り1ヶ月と、振り返ると今年も色んなところに出かけたなと。ここ最近は少し疲れたというか、あまり遠出する力がなくもっぱら近くでプラプラしていることも多くなりました。暇してんだな〜と同情してくださる方は是非引っぱりだして欲しいところです。ただ遠出しなくなった間にミニシアターに通って映画を見る事にドハマりしてます。今日はそのことについて書いてみたいと思います。 映画なに見たらいいの… そもそも自分は映画ってあまり見る方ではなく、たまにデートとかで見に行ったりはしていたくらいで見た映画の数も少ない方です。知識もほとんどないので、誰しも一度は経験したことがあるのではないかと思いますが、 [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”woman01.png” name=”サブカルA子”]この◯◯映画面白いよね![/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”woman02.png” name=”サブカルB子”]わかるわ〜!あれがうんたらよね〜[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”my.png” name=”おれ”]・・・[/speech_bubble] みたいな会話にもついていけず、ポツンと隅っこに追いやられているタイプです。ただ旅行に行かなくなってから、どうもインプットが少なくなったというか、創造意欲が出てこない日が続いてしまっていてるので、そういう時は人に会うとか本を読むなど、新しい情報を欲している時なんだろうなと。そうこうして近くのTSUTAYAで映画を借りる生活がしばらく続いていたんですが [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”my.png” name=”おれ”]これは見とけな映画ないっすかね[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”hiraga.jpg” name=”平賀のぱいせん”]業界とかコミュニケーションなんたら的なことで言えば「NO」は見てほしいし、異文化的なもので言えば「聖者たちの食卓」を推したいです[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”my.png” name=”おれ”]なるほどっすね[/speech_bubble] とTwitterでツイートしてみたところ、友人からおすすめされたのがNOと聖者達の食卓という映画でした。DVDで面白い映画はないかというつもりで聞いたんですけど、ちょうど上映されている映画だったので 「 どれどれ… 」 と都内で上映されている映画館はどこか調べていたら、ちょうど二つとも上映されていたのが渋谷にあるミニシアター” UPLINK ”でした。結局違う映画を見たんですけどね。笑 で、結局観たというのが「Tom at the …

田園風景が美しい「里山のカフェ ににぎ」 at 秋田県

秋田県を旅した際に「里山のカフェ ににぎ」というとても素敵なカフェに出会いました。日本の木造家屋を改装した店内と周辺の田園風景も含めての空間は、地方と言えど残された風景としては希少な場所だと感じましたし、だからこそすごく新しいものを見たような気持ちになれる場所です。 「ににぎ」のすぐ近くの、道沿いには樹齢何年だろう?という立派な一本松が出迎えてくれます。田園風景と一本松がとてもフォトジェニックな場所です。 ににぎはもともと住居として使用していて、1階の間取りをカフェで使用できるように改修しているとのこと。外観は一つ一つが繊細に作られている木造建築です。 店内は、畳の部屋が何部屋もありとても広い印象です。男鹿市のデザイナーさんが作った雑貨やオリジナルブランドの雑貨が物販として販売されています。 僕自身が地方の田舎出身ではあるものの、この場所のような田園風景や建物一つ一つに統一感がある美しい風景は地元では見ることはできません。そこに元々暮らしてきた方の美的な感覚も勿論ですが、住む人が残してきた空間があるからこそだと思います。秋田に訪れる際は是非訪れてみて下さい。 「里山のカフェ ににぎ」 [table id=27 /]

Big Mountain Music Festival
タイ最大の野外フェス「Big Mountain Music Festival 5」にいこう!

「Big Mountain Music Festival(BMMF)」をご存知だろうか。 「Big Mountain Music Festival(BMMF)」は、毎年12月はThailand(タイ)最大の野外フェスで今年で5回目を迎える。そんなBMMFは、異国の地でありながら日本人アーティストの出演やフェスDVDの発売など、今年はより一層日本でも注目されているフェスなのだ。 そこで今回は、2013年12月に開催されるBMMF5に向け情報を整理しておこう。

50年分の歴史を聞く「TO THE BAR」カクテルのお店バッカス

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意外と知られていない?おすすめの三重県の日本酒銘柄<特集>

最近になって日本酒をよく飲むようになり、三重県にも多くの酒造があることを知りました。全国的に流通している銘柄から、酒蔵に直接問い合わせ内と手に入らない銘柄まで様々ですが、銘柄によっても時期や抽出箇所によっても種類が異なる場合もあるので、知っている銘柄=1種類とは限りません。(最近では三重県のアンテナショップとして日本橋に「三重テラス」ができたことで、三重県の銘柄も知られるようになる?かもしれません。)地元に帰省した際に、その銘柄の多さから「どのお酒がオススメなの?」というのは分からなからないですね・・・色々他のサイトも見てみたのですが、三重県の日本酒銘柄についてレポートも少ないので、随時まとめていきます。 作 雅乃智(純米大 吟醸中取り) 以前PENの日本酒特集にも取り上げられていました「作 雅乃智(中取り)」。地元の酒屋でも置いてあるところが少なく、酒造に直接足を運ぶかネットで買う方が楽に帰るという、なんとも地元泣かせなお酒です。味はとってもフルーティで飲みやすく甘いのが特徴ですが、後味はピリッと辛さが残るので、日本酒だけでも楽しめると思います。 [table id=13 /] 清水醸造 作 雅乃智純米吟醸中取り720ml 天遊琳 特別純米 瓶囲い 三重県四日市市にあるタカハシ酒造の「天遊琳」。ほんのりと程よい甘さと柑橘っぽい匂いがします。クセも少ないのでとても飲みやすいお酒です。このお酒も雑誌に取り上げられてから、とても売れ行きがよいそうです。 [table id=12 /] 天一(蔵出し生原酒) 三重県鈴鹿市のお酒です。鈴鹿市といえば鈴鹿山脈からなる水が豊かなイメージです。原酒ということで濃ゆいですね。好きな人にはたまらないお酒だと思います。食事と一緒にというよりかは、この天一(蔵出し生原酒)自体を飲むのがベターですかね?丁度年末のしぼりたてを買ったこともあってか。味自体はとてもフレッシュでフルーティでした。個人的にはラベルの字体がとても好きなのでプレゼントに良いかなと思ってます! 早川酒造部 るみこのお酒 三重県伊賀市のお酒です。以前、探偵ナイトスクープという深夜番組で「爆発するお酒」として有名になったお酒です。ただ全てが爆発するわけではなく、至って普通の日本酒も売ってます。味に関しては、”かなり甘い”といった印象なので女性でも飲みやすい日本酒だと思います。ラベルは尾瀬あきら先生が描き下ろしたキャラクターで日本酒では珍しいラベルだな~と。 森喜酒造場 吟醸 生原酒 にごりざけ 半蔵